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キャリアコンサルタントの資格は、受験資格を満たし、国家試験に合格し、国の名簿に登録して取ります。
相談の仕事の経験が無い人は、まず厚生労働大臣が認定する養成講習を修了して受験資格を得ます。試験に合格しただけでは名乗れず、登録したあとも5年ごとの更新があります。
キャリアコンサルタントの資格は、どの順番で取る?
次の4つの段階で進みます(2026年11月8日に厚生労働省・試験団体・登録センターの案内で確認)。
- 受験資格を満たす:厚生労働大臣が認定する養成講習を修了するか、相談に関する3年以上の経験があることなど
- 試験を受ける:学科試験と実技試験(論述・面接)。試験料は学科試験8,900円・実技試験29,900円
- 名簿に登録する:登録手数料8,000円と登録免許税9,000円。登録するまでは「キャリアコンサルタント」と名乗れない
- 5年ごとに更新する:知識講習8時間以上・技能講習30時間以上を受け、更新手数料8,000円を払う

受験資格は、どうやって満たす?
多くの人は、養成講習を修了して受験資格を得ます。厚生労働省が案内している受験資格は、次のどれかです。

- 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した
- 労働者の職業の選択などの相談に関し、3年以上の経験がある
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験か実技試験に合格した
- 上と同等以上の能力がある
キャリアコンサルティング協議会の第32回試験では、学科を受けた人のうち、養成講習の修了者が2,566人、実務経験者が305人でした。相談の経験として認められるかは個別に判断されるので、経験で受けたい人は試験団体に確かめてください。
厚生労働省のキャリアコンサルタント講習検索サイトには、養成講習が23件載っています(2026年11月4日時点の情報)。全部は養成講習の校の一覧で見られます。
働きながら受けるなら、どの養成講習が候補になる?
平日の夜に受けたいか、土日に受けたいか、通学とオンラインを選びたいかで、候補は2〜3校に絞れます。どれも2026年11月8日時点で各校のサイトに掲載されていた案内です。
平日の夜に受けたい
- 地域連携プラットフォーム:12月開講の夜間(月水金)のコースは19:20〜21:30・Zoom。期間は約3ヶ月
- リカレント:オンライン受講の「夜間8時開講」のクラス
土日に受けたい
- パソナ:土曜日コースか日曜日コース。すべてオンライン
- CMCA:毎週日曜日9:30〜17:30(11月29日開講の回)
- 地域連携プラットフォーム:1.5ヶ月短期(土日)のコース
通学とオンラインを選びたい
- 日本マンパワー:通信教育(eラーニング)とスクーリング。スクーリングは「通学」か「オンライン」を選べる
受講料や合格率も含めて比べるなら、キャリアコンサルタント養成講座の比較で見られます。期間と曜日で比べるなら、養成講座の期間と夜・土日のクラスが役に立ちます。
候補の養成講習は、受講料や受け方がどう違う?
受講料は、厚生労働省の講習検索サイトの額で297,000円から437,800円まで幅があります。5校とも、専門実践教育訓練給付金の対象です(2026年11月8日時点で各校のサイトと検索サイトに掲載されていた内容)。
| 校 | 受講料(検索サイト) | 講習の合計時間 | 受け方 | 給付金 | 説明会 |
|---|---|---|---|---|---|
| 地域連携プラットフォーム | 297,000円(入学金・教材費は不要) | 150時間 | 通学あり、オンラインのみ(開催地 埼玉県、オンライン) | 専門実践の対象講座 | 参加無料 |
| CMCA | 352,000円(入学金・テキストなどの追加費用なし) | 150時間 | 通学あり(開催地 北海道、東京都) | 専門実践の指定講座 | オンライン(ZOOM)約1.5時間・無料 |
| パソナ | 385,000円(入学金・テキスト代込) | 150時間 | オンラインのみ | 専門実践の指定講座 | オンラインガイダンス(個別・公開) |
| 日本マンパワー | 396,000円 | 186時間 | 通信教育とスクーリング(通学かオンライン) | 専門実践の対象講座 | 対面かオンライン・約120分・無料 |
| リカレント | 437,800円(通学・オンライン)、360,800円(ライブ通信)。入会金・教材費は別途 | 150時間(通学) | 通学・オンライン(土曜、日曜、夜間8時開講、平日昼などのクラス) | 専門実践の対象 | ー |
※受講料・合計時間・開催地は、厚生労働省のキャリアコンサルタント講習検索サイト(2026年11月4日時点の情報)の値。受け方・給付金・説明会は各校の公式サイトの案内。「ー」は公式サイトで確かめられなかった項目です。出典:厚生労働省 キャリアコンサルタント講習検索サイト・各校の公式サイト。確認日 2026-11-08。
給付金の率と、受講前にハローワークでしておく手続きは給付金の率・要件と対象の講習で見られます。
平日の夜や土日に講習を受けたい人は
地域連携プラットフォームのサイトでは、夜間(月水金・火木土)や1.5ヶ月短期(土日)のコースの日程を出していて、説明会は参加無料と案内しています。自分の曜日に合うコースの開講日を確かめられます。
試験は、いつ・どうやって申し込む?
試験を行う2つの団体のどちらかに、受験申請の期間内に申し込みます。キャリアコンサルティング協議会では、養成講習を修了して受ける人は、団体が発行する養成講習修了者コードを使います。修了証の写しでも申請できます。
次の2回の日程は、各団体の試験日程に示された予定です(2026年11月8日に確認)。協議会と日本キャリア開発協会で、受験申請の受付の期間が少し違います。
| 試験団体 | 回 | 学科試験と実技(論述) | 受験申請の受付 | 合格発表 |
|---|---|---|---|---|
| キャリアコンサルティング協議会 | 第34回 | 2027年3月7日 | 2026年12月11日〜2026年12月22日 | 2027年4月20日 |
| キャリアコンサルティング協議会 | 第35回 | 2027年7月4日 | 2027年4月13日〜2027年4月26日 | 2027年8月24日 |
| 日本キャリア開発協会 | 第34回 | 2027年3月7日 | 2026年12月9日〜2026年12月23日 | 2027年4月20日(予定) |
| 日本キャリア開発協会 | 第35回 | 2027年7月4日 | 2027年4月13日〜2027年4月28日 | 2027年8月24日(予定) |
※出典:キャリアコンサルティング協議会 試験日程・日本キャリア開発協会 試験日程。確認日 2026-11-08。
試験の形と合格の点は、次のとおりです(キャリアコンサルティング協議会の受験概要)。
- 学科試験:四肢択一のマークシートで50問・100分。100点満点で70点以上が合格
- 実技試験:論述(記述式・50分)と面接(ロールプレイ15分・口頭試問5分の計20分)。150点満点で90点以上が合格で、論述と面接のそれぞれに40%以上の条件がある
学科か実技の片方だけ合格した人は、次に受けるときにその試験が免除されます。
試験の合格率は、どれくらい?
第32回の合格率は、キャリアコンサルティング協議会で学科54.6%・実技60.3%でした。日本キャリア開発協会は、学科55.6%・実技66.5%です。回ごとの変わり方は試験の難易度と合格率の推移で見られます。
合格したら、登録はどう進める?
国家資格キャリアコンサルタントWebサイトの登録センターで、新規登録を申請します。登録手数料8,000円と登録免許税9,000円がかかります(2026年11月8日に登録センターの新規登録の案内で確認)。

申請の方法は、オンライン申請と紙(郵送)申請があります。登録センターは、審査の状況を確かめられるオンライン申請をすすめています。
- オンライン申請:マイページで申請書のPDFを作り、収入印紙・住民票・補足書類と一緒に簡易書留で送る。登録手数料8,000円は、審査が終わったあとにクレジットカードかコンビニで払う
- 紙申請:次の書類を送る
- 登録申請書(登録免許税9,000円分の収入印紙を貼る)
- 合格証書(合格通知書)の写し
- 住民票(過去3か月以内に取得したもの、コピー不可)
- 登録申請補足書類(登録手数料の振込控を貼る)
職業能力開発促進法などに違反して刑に処され、執行の終了などから2年を経過していない人などは、登録できません。登録にかかる日数は、登録センターの新規登録のページには書かれていないので、急ぐときは登録センターに確かめてください。
登録したあとは、何をする?
5年ごとに登録を更新します。登録センターの案内では、更新までに、厚生労働大臣の指定を受けた知識講習を8時間以上、技能講習を30時間以上受けます。
更新の申請は、有効期間の満了日の90日前から30日前までの間で、更新手数料は8,000円(非課税)です。更新の講習は、厚生労働省の講習検索サイトで「知識(更新)」「技能(更新)」の区分から探せます。
講習から登録まで、どれくらいの期間がかかる?
講習の期間と、どの回の試験を受けるかで変わります。校が示している日程の例は、次のとおりです(2026年11月8日時点で各校のサイトに掲載されていた案内です)。
- パソナ:2月開講の養成講習(2/6〜4/18)のあと、試験対策(4/24〜7/3)を経て、国家試験(35回)7/4〜という流れ
- キャリアカウンセリング協会:受講開始から資格取得までの標準期間は約8ヶ月~10ヶ月(欠席がなく、1回で合格した場合)
- CMCA:11月29日開講の回は2026年11月29日〜2027年3月14日の毎週日曜日
第35回の試験を受ける場合、合格発表はどちらの団体も2027年8月24日の予定で、登録の申請はそのあとです。講習の修了日と受験申請の期間の関係は、申し込む前に試験団体の受験概要で確かめてください。
よくある質問
Q. 試験に合格すれば、すぐにキャリアコンサルタントと名乗れますか?
名乗れません。試験に合格したあと、国の名簿に登録して名乗れるようになります。登録していない人は「キャリアコンサルタント」と名乗ることができません。
Q. 相談の仕事の経験が無くても、資格は取れますか?
取れます。厚生労働大臣が認定する養成講習を修了すれば、受験資格を満たします。
Q. 資格を取るまでに、どんな費用がかかりますか?
養成講習の受講料のほか、試験料(学科試験8,900円・実技試験29,900円)がかかります。登録のときは、登録手数料8,000円と登録免許税9,000円です。項目ごとの額は資格の費用で見られます。
このページで使った出典は?
- 厚生労働省 キャリアコンサルタントになりたい方へ
- 厚生労働省 キャリアコンサルタント講習検索サイト(養成)
- キャリアコンサルティング協議会 受験概要・試験日程・資格試験の案内
- 日本キャリア開発協会 試験要項・試験日程
- 国家資格キャリアコンサルタント登録センター 新規登録・登録更新
- 各校の公式サイト
- 地域連携プラットフォームの公式サイト:careerjp.work
- CMCAの公式サイト:cmcajapan.net
- パソナの公式サイト:100-year-career.net
- 日本マンパワーの公式サイト:www.nipponmanpower.co.jp
- リカレントの公式サイト:www.recurrent.co.jp
- キャリアカウンセリング協会の公式サイト:www.career-npo.org
※確認日はいずれも2026-11-08です。
受講料・割引・給付金の条件は、確認日の時点で各校と厚生労働省が公開していた内容で、変わることがあります。給付金を受けられるかは人によって違うので、申し込む前に、住んでいる地域のハローワークと各校に確かめてください。
更新日:
