キャリアコンサルタント養成講座のおすすめは?夜・土日、受講料、オンラインの条件別に5校を比較

養成講座を5校で比べる


※この記事にはPRが含まれます

夜の自宅の食卓で、講座のパンフレットとノートパソコンを見比べる男性の様子

キャリアコンサルタントの試験を受ける方法のひとつが、厚生労働大臣が認定した養成講習を修了することです。

講習を開いている校は多く、受講料も受け方も、夜や土日に受けられるかも違います。全部を見比べるより、自分の条件に合う2〜3校に先に絞ったほうが決めやすくなります。

まず条件から候補を絞り、そのあと受講料・給付金・説明会をくらべていきます。

目次

自分の条件だと、どの校が候補になる?

夜や土日に受けたいか、総額をおさえたいか、オンラインか通学か。どれを優先するかで、候補は2〜3校に絞れます。どれも2026年11月7日時点で各校のサイトと厚生労働省の検索サイトに掲載されていた案内です。

働きながら、平日の夜や土日に受けたい

受講料に入学金や教材費を足した総額で見たい

家からオンラインで受けたい

教室に通って、対面で学びたい

  • 日本マンパワー:通信教育とスクーリング(通学かオンライン)
  • CMCA:通学(北海道・東京)で、オンライン受講も可。15日間の講座

5校とも、公式サイトで専門実践教育訓練給付の指定講座だと案内しています。給付の率と上限、受けるための要件は給付金の率・要件と対象の講習で見られます。受講料198,000円(税込)の講習もあり、受講料の低い順の一覧は養成講習の校の一覧で見られます。

夜、自宅の机でイヤホンをつけてオンラインの講習に参加し、メモを取る女性の様子

候補の5校は、受講料と受け方がどう違う?

上の条件に出てきた5校を、受講料の低い順に並べました。校名のリンクから、各校の説明会や講座の案内に進めます。

研修室で、受講生2人がキャリア相談のロールプレイを練習し、講師とほかの受講生が見守る様子
校 受講料 給付金(専門実践) 受け方 講習の時間・開講月 夜・土日のクラス 説明会 入学金・教材費
地域連携プラットフォーム 297,000円(税込) ○ 通学(埼玉)・オンライン 合計150時間
4月〜11月・1月〜3月
○ 平日夜 20:20〜 ○ 無料 ○ 入学金0円・テキスト代込み
ヒューマンアカデミー 322,300円(税込) ○ 通学・オンライン 合計158.5時間
毎月
○ 土日・平日朝 ○ 無料(オンライン・電話) 入学金55,000円(税込)と教材費が別
CMCA 352,000円(税込) ○ 通学(オンライン受講も可) 合計150時間
4月・8月・12月
ー ○ 無料・Zoom・約1.5時間 ○ 追加費用なし
パソナ 385,000円(税込) ○ オンラインのみ 合計150時間
6月・10月・2月
ー オンラインガイダンス ○ 入学金・教材費込み
日本マンパワー 396,000円(税込) ○ 通学・オンライン 合計186時間
7月・11月・3月
ー ○ 無料・対面かオンライン・約120分 ○ 入学金不要・教材費込み

※2026年11月時点の情報です。受講料・受け方・開講の情報は、2026年11月7日に確かめました。もとにしたのは、厚生労働省のキャリアコンサルタント講習検索サイト(2026年11月4日時点の情報)と各校の公式サイトです。講習の時間と開講月は、検索サイトに載っている2026年度の予定です。「ー」は公式サイトで確かめられなかった項目です。出典:厚生労働省 キャリアコンサルタント講習検索サイト・各校の公式サイト(下の「出典」に一覧)。

受講料のほかに、別にかかるお金はある?

5校のうち、入学金と教材費が受講料と別になっているのはヒューマンアカデミーです(入学金55,000円と教材費)。ほかの4校は、入学金がかからないか、教材費が受講料に含まれると案内しています。

5校のほかでは、リカレント(入会金と教材費)と大原学園(入学金6,000円)も別にかかります。大原学園は、講座説明会ウェビナーの予約特典として、入学金6,000円を免除するクーポンを出しています。

説明会に出ると受講料が下がる校もあります。日本マンパワーは、説明会に最後まで参加した人に11,000円(税込)引きのクーポンを出しています(一部のイベントを除く。2026年11月8日時点で公式サイトに掲載されていた案内)。

養成講習の受講料を校ごとに並べた棒の図。労働調査会とリバースが198,000円、大原学園が294,000円と入学金6,000円、地域連携プラットフォームが297,000円、ヒューマンアカデミーが322,300円と入学金55,000円、リカレントが437,800円
受講料は厚生労働省のキャリアコンサルタント講習検索サイトの額(2026年11月4日時点の情報)。入学金は各校の公式の案内。出典:厚生労働省・各校の公式サイト。確認日 2026-11-07。

厚生労働省の養成講習一覧に載っている受講料は「基本料金」で、会員価格やサービス価格ではない料金です。くらべるときは、受講料に、別にかかる分を足した額で見てください。

給付金を使える講習はどれ?

表で「○」の校は、公式サイトで、専門実践教育訓練給付の指定講座だと案内しています。労働調査会は「教育訓練給付制度の対象ではない」としています。日本産業カウンセラー協会は、4カ月コースが指定講座で、オンラインだけの6カ月コースは給付金の対象外です。

公共の窓口で、職員が書類を指しながら手続きを説明する様子

専門実践教育訓練の給付率は、条件で変わる

厚生労働省の案内では、専門実践教育訓練の給付は教育訓練経費の50%(年間上限40万円)で、受講中に6か月ごとに支給されます。修了後に条件を満たすと、70%(年間上限56万円)になります。さらに条件を満たすと、80%(年間上限64万円)です。80%は、令和6年10月以降に開講する講座の場合です。

給付を受けられるのは、雇用保険の被保険者(在職者)か、被保険者であった方(離職者)のうち、要件を満たす人です。日本マンパワー・パソナ・日本産業カウンセラー協会は、受講開始日の2週間前までにハローワークで手続きが要ると案内しています。自分が対象になるかは、住んでいる地域のハローワークで確かめてください。

給付の率と上限、受けるための要件は、給付金の率・要件と対象の講習で見られます。

スクールごとの合格率は、比べられる?

厚生労働省の教育訓練給付の講座検索システムを使うと、同じ書式の数字で見比べられます。講座ごとの詳細に、各校が報告した「資格受験者数」「合格者数」「目標資格の取得率」が年度ごとに載っています。

下の表は、2026年11月8日時点で検索システムに掲載されていた5校の講座の数字です。厚生労働省は、これらの情報は教育訓練施設から報告された内容をそのまま掲載している、と注記しています。

校 令和7年度の資格受験者数 令和7年度の合格者数 令和7年度の目標資格の取得率 令和6年度の取得率 令和5年度の取得率
地域連携プラットフォーム 657名 522名 79.5% 64.5% 80.5%
ヒューマンアカデミー 1,885名 1,587名 84.2% 87.2% 87.3%
CMCA 19名 10名 52.6% 61.9% 67.9%
パソナ 108名 68名 63.0% 84.4% 80.4%
日本マンパワー 752名 625名 83.1% 81.3% 78.8%

※取得率は、資格を受験した人の中の数です。修了した人のうち受験した人の数は、校と年度で違います。何回の試験の結果を、どの年度に数えているかは、検索システムには書かれていません。

試験全体の合格率は、試験を行う2つの団体が回ごとに出しています。第32回試験の結果は、次のとおりです。

  • キャリアコンサルティング協議会:学科54.6%・実技60.3%。学科と実技の両方を受けた人は43.7%
  • 日本キャリア開発協会:学科55.6%・実技66.5%。学科と実技の同時受験者は52.5%

各校の公式サイトの書き方は、上の表とは別です。5校のうち、公式サイトで自校の合格率を数字で出しているのはパソナで、トップに載っている図の説明に「年間合格率93.9%の実績」とあります。何回の試験の、学科と実技のどちらの数字かはページに書かれていません。地域連携プラットフォームは「全国平均より高い合格率」と書いていて、数字はありません。ヒューマンアカデミー・CMCA・日本マンパワーは、公式サイトで自校の数字が見つかりませんでした。

5校のほかでは、キャリアカウンセリング協会(GCDF)が、受講者の合格率を年度ごとに公表しています(2024年度は85.5%)。

説明会では、検索システムの数字が何回の試験のものかと、修了した人のうち何人が受験したかを聞いておくと、表の数字を読みやすくなります。

※各校の公式サイトと試験団体の公表資料は2026年11月7日、講座検索システムは2026年11月8日に確かめました。出典:厚生労働省 教育訓練給付制度 講座検索システム(www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/)・キャリアコンサルティング協議会 第32回試験結果・日本キャリア開発協会 第32回試験結果・各校の公式サイト。

説明会では、何を聞いておけばいい?

通えるクラスがあるか、欠席したときに振替できるか、給付金の手続きの期限、合格率の数え方を聞いておくと決めやすくなります。5校の説明会の形は、次のとおりです(2026年11月7日時点で各校のサイトに掲載されていた案内)。

自宅の机でオンラインの説明会を見ながら、メモを取る男性の様子
  • 日本マンパワー:対面かオンライン。約120分・無料。最後まで参加すると11,000円(税込)引きのクーポン(一部のイベントを除く)
  • CMCA:オンライン(Zoom)。約1.5時間・無料。個別相談会も随時
  • ヒューマンアカデミー:オンラインか電話で無料。30分で解説する回あり
  • パソナ:オンラインガイダンス(個別・公開)。個別相談は30分から1時間程
  • 地域連携プラットフォーム:参加無料

説明会ごとの違いは養成講習の説明会で何が分かるかでも見られます。

平日夜のクラスやオンラインで受けたい人は

地域連携プラットフォームのサイトでは、説明会は参加無料と案内しています。入学金0円・テキスト代込みの受講料と、平日夜のコースの日程を確かめられます。

地域連携プラットフォームの説明会を見る

ほかには、どんな校がある?

2026年11月7日時点で公式サイトに掲載されていた案内では、ほかにも次の校があります。受講料198,000円(税込)の労働調査会とリバースも、こちらです。

校 受講料 給付金(専門実践) 受け方 夜・土日のクラス
労働調査会 198,000円(税込) 対象外 オンラインのみ ー
リバース(オンライン) 198,000円(税込・キャンペーン価格) ○ オンラインのみ ○ 土曜・日曜コース
大原学園 294,000円(税込) ー 通学(東京・大阪)・オンライン ー
LEC 330,000円(税込) ○ 通学・オンライン ○ 土日
日本産業カウンセラー協会 330,000円(税込) △ 4カ月コースだけ 通学・オンライン ー
キャリアカウンセリング協会(GCDF) 396,000円(税込) ○ 通学(東京・大阪)・オンライン ー
リカレント 437,800円(通学・オンライン)/360,800円(ライブ通信) ○ 通学・オンライン ○ オンライン夜間8時

※2026年11月7日に各校の公式サイトと厚生労働省の検索サイトで確かめた内容です。「ー」は公式サイトで確かめられなかった項目です。リカレントの受講料は検索サイトの額で、税込かどうかは公式サイトで確かめられませんでした。

厚生労働省の検索サイトには、ほかにどんな講習が載っている?

厚生労働省の講習検索サイトに載っている養成講習は23件です(2026年11月4日時点の情報)。上の2つの表にない講習は、次のとおりです。

実施機関 受講料 受け方・開催地
東京アカデミー 250,000円 オンラインのみ
東海道シグマ 285,300円 静岡県
キャリアサポーター(ICDS) 297,000円 青森県・岩手県・愛知県
テクノファ 297,000円 オンラインのみ
日本カウンセリングカレッジ(NCCP) 308,000円 東京都
グローバルテクノ 308,000円 東京都
キャリアドライブ 330,000円 神奈川県
関西カウンセリングセンター 346,500円 大阪府
関西生産性本部 357,500円 大阪府
リバース(対面) 198,000円 開催月の情報なし

※受講料は検索サイトに載っている額で、税込かどうかの書き方は講習によって違います。出典:厚生労働省 キャリアコンサルタント講習検索サイト(2026年11月4日時点の情報・確認日 2026-11-07)。

ほかの校も、養成講習の校の一覧から見られます。

よくある質問

Q. 受講料が低い講習はどこですか?

検索サイトの額では、労働調査会とリバースが198,000円です(2026年11月4日時点の情報)。給付金については、労働調査会は対象外、リバースは指定講座と案内しています。

Q. オンラインだけで修了できる講習はありますか?

検索サイトで「オンラインのみ」とされているのは、労働調査会・リバース(オンライン)・パソナ・テクノファ・東京アカデミーです。

Q. 養成講習を受けないと試験は受けられませんか?

厚生労働省の案内では、キャリアコンサルティングに関する3年以上の実務経験などでも受験できます。養成講習の受講は、受験要件のひとつです。

このページで使った出典は?

※確認日はいずれも2026-11-07です。

受講料・割引・給付金の条件は、確認日の時点で各校と厚生労働省が公開していた内容で、変わることがあります。給付金を受けられるかは人によって違うので、申し込む前に、住んでいる地域のハローワークと各校に確かめてください。

更新日:

運営:キャリコン講座くらべ 運営事務局

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次